【京都検定】では過去に2級、3級で計15問が出題されています。
※関連問題含む。筆者調べ。
記念すべき第2回目は、「松尾大社」です。
なぜ松尾大社かというと、
私自身、幼少から訪れている場所であり
今も欠かさず毎年1回は参拝に来るところだからです。
(京都で一番訪れているところです!)
アクセスは良く、最寄りは阪急電鉄・嵐山線のその名も「松尾大社駅」。
わかりやすい!
※以前は「松尾駅」だったかと思います。
改札を出てすぐの入口には立派な鳥居が立っています。
(なので絶対に道に迷いません!)
ちなみに、読み方は「“まつのお”たいしゃ」となります。
実はこの読み方と知ったのはかなり後になってからです。
よく「まつおさん」と呼んでいたので「まつおたいしゃ」と思っていました。
(何でも「さん」を付けることで有名ですが、本当によく「さん」付けします!)
歴史は古く、大宝元年(701年)当時この地を治めていた秦氏の氏神として社が建てられました。
(平安遷都より以前なんですね!)
平安京遷都後は賀茂社と並んで王城鎮護の社としてその役割を担います。
本殿は「両流造」(りょうながれづくり)という珍しい建築様式で、
1397年(応永4年)に建築され、その後1542年(天文11年)には大修理が実施されており今もその姿は荘厳です。
そして松尾大社といえばやはり「お酒」です。
古くから酒造神として知られており、
境内にある「亀の井」の霊水をお酒に入れると腐らないといわれています。
境内には「お酒の資料館」もあります。
(見学無料です!)
※傘立てもおしゃれですね!!
正月三が日は大変込み合う境内も、
普段は大変静かで、改めてお参りすると本当に広く感じます。
また4月と5月には「松尾祭(神幸祭・還幸祭)」が行われますが、
神輿が市内のもと西寺跡にある「旭の杜」へ集結します。
(実は私はまだ祭りを見たことがなく、ぜひ来年は見たいと思います。)
ほとんどの方は本殿でお参りをして帰られますが、
境内をさらに奥へ進むと、
昭和の作庭家であり、東福寺方丈や光明院方丈の庭も手掛けた重森三玲が作の「松風苑」があります。
お時間がある方は訪れてはいかがでしょうか。
(大きな看板で案内されており、こちらすぐにわかりそうです!)
そうそう、神社と言えば!・・・おみくじですよね。
私は毎年松尾さんでおみくじを引きますが、
今年は、、、「大吉」でした!!
その他、王城を鎮護する四神(北の玄武、西の青龍、南の朱雀、西の白虎)のうち
「西の白虎」とされており、それにちなんだ「白虎おみくじ」や、
ちょっと変わった「樽うらない」というのもあります!
もちろん御朱印も頂きましょう!
また松尾大社から少し南へ歩くと、
境外摂社の「月読神社」があります。
安産ご利益の「月延石」があり、松尾大社と比べると普段も参拝者が少なく、
境内も広くないので、ゆっくり参拝ができる穴場スポットかもしれません。
■松尾大社に関する過去の「京都検定」出題
- 第1回・3級 王城鎮護
- 第2回・3級 両流造
- 第6回・2級 月読神社
- 第8回・2級 亀の井
- 第9回・3級 王城鎮護
- 第10回・2級 両流造
- 第11回・2級 亀の井
- 第14回・3級 重森三玲 ※松尾大社関連問題
- 第14回・2級 西寺跡
- 第16回・3級 亀の井
- 第16回・2級 両流造
- 第17回・3級 重森三玲 ※松尾大社関連問題
- 第20回・3級 酒
- 第21回・3級 松尾大社
- 第22回・3級 重森三玲 ※松尾大社関連問題