過去の【京都検定 2級、3級】では
計14問が出題されています。※筆者調べ。
■六勝寺とは
こんにちは。
本日は「六勝寺」(ろくしょうじ/りくしょうじ)です。
あまり聞きなれない名前ですよね。
そもそも六勝寺というお寺はありません。
平安時代後期に天皇や皇族の発願により「勝」の字が入ったお寺が近隣に合計6寺造営されたことに由来します。
そして、それらのお寺は天災や兵火等により一つも現存していないまさに幻のお寺となります。
各寺院の名称と建立された順、建てた人物は以下のとおりです。
① 法勝寺(1077年、白河天皇)
② 尊勝寺(1102 年、堀河天皇)
③ 最勝寺(1118 年、鳥羽天皇)
④ 円勝寺(1126 年、待賢門院)
⑤ 成勝寺(1139 年、崇徳天皇)
※今の「京都市勧業館みやこめっせ」あたり
⑥ 延勝寺(1149 年、近衛天皇)
当時の姿を遺構や模型等で見ることができるのは六勝寺の最初となった「法勝寺」です。
1077年(永暦元年)白河天皇の発願により、
今の鴨川から東、「左京区岡崎」一帯で造営されました。
※疎水が付近を流れ、平安神宮や京都市動物園近くになります。
当時は二条大路に面する「白河」の地となります。
ここで目を引くのは、「八角九重の塔」です。
高さ約80mと言われる塔は、
現在の京都市動物園内にその石碑と遺構を見ることができます。


子供たちが遊ぶ遊園地を囲うように遺構があるようですが、
なんとも京都!らしいですね。

※↑ちなみに観覧車も文化財↑

※↑園内マップにもその所在地が記載↑
さらに、平安京創生館では当時の伽藍や
塔を復元した模型、資料を見ることができます。

※↑法勝寺の八角九重塔の模型↑

※↑平安京を再現した模型より手前に法勝寺↑
※↑周辺にはその他の六勝寺を構成する寺院↑
時間によってはボランティアの方による丁寧な解説を聞くこともできます!



写真は自由に撮影することができます。
■過去の京都検定での出題実績
※過去の【京都検定】2級、3級では計14問が出題されています。(※筆者調べ。)
1.法勝寺
2級【第1回、第5回、第8回、第11回、第15回】
2.六勝寺
3級【第6回、第20回】
3.白河
3級【第3回】
2級【第9回】
4.二条大路
3級【第8回】
5.鳥羽天皇
2級【第12回】
6.八角九重塔
3級【第18回、第23回】
7.成勝寺
2級【第19回】
